1: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:23:04.10 ID:tx2Cpnyo
そこから全て狂っていった。

 妹にペニスを引きちぎられたあの日。

  俺は修羅となったのだ。

2: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:23:42.89 ID:zumAm3C8
仕事しろ

3: ヤブ医学 ◆YtFiiqjbeo @ぜん速 2016/06/01(水) 16:24:02.34 ID:5c1YrcWZ
わろた

4: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:24:15.47 ID:tx2Cpnyo
「ウランバートルが陥落しました。蒙古ももう長くは持たないかと」

眼前に跪いた男の報告に目を細める。

「ふん、そうか。まあ、思ったより粘ったのではないか?」

そう言いつつも早々に落ちてくれて安心している自分がいる。それだけ蒙古を驚異に感じていたということだろう。

「おそらく明日にでもマケドニアから宣戦布告されるだろう。信長、お前は援軍に迎え」

「御意」

一礼して信長が去っていく。同時に息をついた。

5: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:24:34.83 ID:tx2Cpnyo
「ここまできたか……」

あれから三年、俺は修羅となり日本を統一し、中華を打ち倒し、ついに蒙古にも王手をかけた。

「ふふ……お兄ちゃん、頑張ってるね」

ふと、どこからか声が聞こえた。

「!!」

慌てて周囲を確認するも声の主はいない。

「久しぶりだね」

6: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:24:54.52 ID:tx2Cpnyo
視線を前に戻すとそこには少女が立っていた。

「き、貴様……」

衝撃と恐怖に身体が凍りつく。

「……普通ではないな。何者だ」

俺の脇に控えていた男が戟を構え少女に近付いていく。

「ま、待て!呂布!お前の敵う相手じゃない!」

「安心してください。この程度の女俺の相手じゃないッ!」

その豪腕から強力無比な一撃が振るわれる。幾多の猛者を屠ってきた必殺の一撃、しかしそれは空を切った。

7: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:25:14.39 ID:tx2Cpnyo
「なにィ!?」

驚愕する呂布。

「今はお兄ちゃんと二人で話したいんだけどなぁ……あなた、邪魔」

「ガハッ……!」

妹はやや不機嫌そうな声を出すと無造作に手を振り払う。それだけで呂布は吹き飛び壁に叩きつけられた。背負った大段平は未だその小さな背に収まっている。

「悪い子にはお仕置きしないとね」

「やめろッ!」

酷薄な笑みを浮かべ動けない呂布に近付いていく彼女、その背中に俺は斬り掛かっていた。

8: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:25:32.81 ID:tx2Cpnyo
「あはっ、お兄ちゃん結構強くなったんだねっ」

「俺の部下に手を出すな」

そう言いつつ、内心舌を巻いていた。
呂布をも一騎打ちで破ったことにより俺は確かに成長していると感じていた。
しかしその俺が不意をついたのにも関わらず笑顔一つ崩さないこの女はどれだけの力を秘めているのだろうか。

「でも、まだまだだよ」

妹はいつの間にか手にしていた大段平に力を込めた。

9: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:25:57.56 ID:tx2Cpnyo
「くっ……」

明らかな力負け、じりじりと迫ってくる死の予感。

「うおおおお!!!!」

倒れていた呂布が戦闘に復帰してくる。

「もう、邪魔!」

鬱陶しそうに大段平を振ろうとするがそうはさせない。間合いを取りつつ細かく攻撃を仕掛けていく。

「せいっ!」

10: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:26:23.05 ID:tx2Cpnyo
「あはっ、面白っ」

そう笑い後ろに跳び距離を取る妹、そこに一本の矢が襲いかかった。

「!」

彼女が大段平で矢を弾き落とした隙を俺と呂布は見逃さなかった。二人同時に斬り掛かる。しかしこれもいなされてしまう。

「お兄ちゃん、強い人を沢山従えてるんだねぇ。すごいすごい」

そう笑う妹の表情は余裕に満ちている。しかし俺と呂布は既に肩で息をしていた。

11: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:27:35.44 ID:4Zxona8L
デジャブ

12: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 16:27:45.77 ID:tx2Cpnyo
「でも、そろそろ終わりかな」

俺の方にゆっくりと歩を進める彼女、そこにもう一度矢が襲いかかった。

「もう見えたよ」

退屈そうに言うと彼女はその神速の矢を掴み取った。

「く……」

ここまでか……
そう覚悟した時、妹がくすりと笑った。

「大丈夫、今日は遊びに来ただけだから」

「でも、次に会うときは本当に殺し合わなきゃいけないかもね。お兄ちゃん強いもん」

そう言い彼女の姿が段々ぼやけていき、部屋に痛々しい刀傷を残すだけ残し消えていった。

17: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 17:04:44.69 ID:NxkuY1Z3
もしかしてこれで終わり?

18: 旧りょうこ ◆VRyoko/kew @ぜん速 2016/06/01(水) 17:06:28.73 ID:YsL+SXIs
SSはVIPでやれカス

19: 名も無き被検体774号+@ぜん速 2016/06/01(水) 17:09:08.98 ID:SKpm/Qt6
もー読むのつらいわ